Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

2018-09-21から1日間の記事一覧

Heart to Heart / 槇原敬之

CD

槇原が最近、"降りて"きている。あざとい音楽チャートは気にしない一方、TVでは妙にハイ・テンションで、親しみやすくも孤高の崇高性を守っていたのが今まで。が、今や彼はバラエティ「新堂本兄弟」で毎週ヒナ壇に上がり、昼の主婦番組ではキャッチーなジン…

夢印 / 浦沢直樹

数十年来の浦沢直樹さんのファンなのですが…… ええええーーー? 先生、どうしたの? 長編化傾向が続いていたなか珍しく1巻完結で期待したのに、物語として成立してないような……。 最初カタコトだったフランス人の兄ちゃん、いつの間に日本語ペラペラに?ダンボ…

幸せの始まりは

ソフトボールのプロ契約を切られ、途方に暮れる三十路の女。大企業の御曹司だが、父の罪を被って身分も財産も失いかけの男。この二人の小心者が出会ってみたが、最初は互いに会話にもならない。心の中の暴風雨に、自分では対処できないのだ(このへんの人の…

トロン:レガシー

'82年、世界初のCG映画として登場、暗闇に浮かぶワイヤーネオンの描線やフラットな質感が“光のアート”とも呼ばれた前作(興行的には失敗)が、3D黎明期の今、続編化。天才プログラマーらが架空空間に理想世界を構築、しかしプログラムの反乱で現実に戻れなく…

RED

これは痛快! 上品に微笑んでバズーカをぶっ放す老婦人。洗脳で狂人と化したが、ときどき絶妙な真実を言い当てる退役軍人。引退後に初めて恋をし苦悩する元敏腕スパイ。そう、彼らはかつてCIAやMI6、KGBで活躍し、今は年金で隠居する老人たち。静かな隠居生…