Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

ロンゲスト・ヤード

74年の名作のリメイクだ。八百長疑惑で不名誉な引退をしたアメフトの元スター選手が、落ちぶれた末に荒野の監獄に送られる。横暴な看守と囚人たちに嫌がらせを受ける中、彼は所長の企みで、囚人のアメフト・チームを作ることに。看守のチームが踏み台にするための“当て馬”だったのだが、元々強靱な体を持ち、看守への恨みも募っていた囚人チームは、いつの間にか団結して強くなり──。いかにも米国的で男臭い旧作に、ヒップホップ、ゲイ、ドーピングなどの現代的な要素を加えてアレンジした。主演は米国では大人気(日本では不遇)のコメディ俳優、アダム・サンドラーだが、旧作主演のバート・レイノルズも登場、きっちりおいしいところを演じている。

【CDジャーナル 2006年10月号掲載】