Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

ピンクパンサー

フランス随一のダメ刑事、クルーゾー警部と、世界一の大粒ダイヤ“ピンクパンサー”にまつわる、お約束ギャグ満載のドタバタ劇。サッカーの試合会場、大観衆の見ている中で、毒矢による殺人事件が発生。真相追求のためクルーゾー警部がパリの街を駆けずり回るが、その行動は支離滅裂で──。60〜70年代にピーター・セラーズ主演で人気を博したシリーズの舞台を現代に移し、スティーヴ・マーティン主演でリメイク。洒落っ気のあるオープニング・アニメも健在で、クルーゾーの相方役にジャン・レノ、さらに重要な役どころで歌姫ビヨンセが登場するなど、配役も豪華。豪華なのにくだらない!(笑) そのくだらなさがファンにはたまらない、のだろうな。

【CDジャーナル 2006年11月号掲載】