Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

アメイジング・スパイダーマン

お馴染みのアメコミ・ヒーローが、サム・ライミ監督の降板を機にキャストも総取っ替えで話も仕切り直し。『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督による第1弾で目新しいのは、失踪した科学者の父親への想いが伏線に追加された部分か。スパイダーマンの身体能力の描写もより緻密になっている。とくに“クモの糸”を使わない、純粋な身体動作を重ねていくアクションは地味だが圧倒的だし、CG駆使の“クモの糸”アクションは、動線に現実感があって爽快。前シリーズで一部に非難された“ヒロイン問題”も解消済◎です。

【CDジャーナル 2012年12月号掲載】