Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

デンジャラス・ラン

CIAの血気溢れる新人が、南アの隠れ家の管理人という閑職に就かされ、鬱憤を貯めていた。そこに現れたのが、かつてCIAの洗脳技術を構築した心理学の専門家で、10年前に組織を裏切り逃走した老スパイ。その身柄を確保し連行すべく命令された新人は、謎の敵に襲撃される中、男が組織を離れた訳を聞かされ──。D・ワシントン続投で早速続編の制作も決定した大活劇には満足なのだが、ひとつ疑問。これって結局、CIAよりもMI6よりも、作中一度も登場しない某国諜報部が一番優秀だってことにならないか?

【CDジャーナル 2013年01月号掲載】