Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

私という他人

司会者に突然ふられ、瞬時にモノマネで返して笑いを取る……TVでよく見る清水の姿だが、それは彼女の一面でしかない。TVよりCDで聴く彼女の芸は饒舌で、ライヴだとさらに過激で悪質。彼女の笑いのセンスは実は多少“くどい”し“しつこい”のだ、瞬間的なものでなく。その清水の初のネタDVD。やはり激似のモノマネ芸もいいが(特に桃井かおりvs大竹しのぶ)、悪ノリしたコントがくどくしつこいのが妙に笑える。欲をいえば、最近は本家ライヴでも共演する(!)W矢野顕子の連弾・連唱映像を収めて欲しかった。

【CDジャーナル 2013年05月号掲載】