Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

シュガー・ラッシュ

ある遊技場の片隅に置かれた、30年物のアーケードゲーム機。主人公の大男は、ゲーム内では何でもブチ壊すのが仕事の憎まれ役。でも本当は寂しがり屋で、30年間ずっと孤独に悩んでいた──。ドット絵と一昔前のポリゴンと最新鋭の精密CGでキャラを描き分け、さまざまな世代のゲーム世界をパロディ化しつつ、異世界間ロマンス(?)にカー・アクションにお菓子の世界、さらに下地として形而上学的電脳社会の概念(!)まで織り込んだ。見覚えのあるキャラもちょこちょこ登場、ピクサー、期待を裏切らない。

【CDジャーナル 2013年09月号掲載】