Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

探偵はBARにいる2

札幌ススキノのバーを根城とする気ままな探偵と、無愛想だが武道の達人の相棒(ただしアルバイト)が、否応なしに事件に巻き込まれていく──東直己の人気小説シリーズの映画化第2弾は、前作よりお色気要素を大幅増量、もちろんアクションや謎解きの要素も手抜かりはない。“ダンディ”を気取って“コミカル”に着地する大泉洋と、終始無口で無表情な松田龍平、緩急相反する二人の演技が不思議とテンポよくかみ合い、笑いを誘う。早くも第3弾の制作も決定し、これは案外水戸黄門的な定番シリーズに化けるのかも。

【CDジャーナル 2013年11月号掲載】