Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

ウエストワールド

入場料は円換算で450万円ほど、西部劇の世界を模したその高級テーマパークでは、強姦も強盗も殺人もOK。園内に住み繰り返し加虐される者たちは気づいていないのだ、自分たちが実はアンドロイドだということに──! TVドラマながらJ・J・エイブラムスら超ハリウッド級の布陣を敷き、圧倒的な世界観の構築に成功(着想だけなら手塚治虫にも藤子不二雄にもそっくりの作品がある)。自分は本当に人間なのか? 生身の人間よりもアンドロイドに共感する矛盾。

【CDジャーナル 2018年05月号掲載】