Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

カーズ2

自動車を擬人化したスピード・レースの物語が好評につき続編になったのだが、子どもたちが目を皿のようにして夢中になる理由が分からない(2歳の甥っ子が、「マックィーン!」「メーター!」とキャラを見分け、狂喜乱舞する)。たぶんピクサーには児童心理学者が雇用されてるはず。とはいえ大人に対しても、ドンデン返しのスパイ合戦、スリリングなカー・アクションと、退屈させることはない。ピクサー的視点で観察・再構築し、CG映像化した日、伊、英、仏など各地の街並みや景勝地も隠れた見所。

【CDジャーナル 2014年06月号掲載】