Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

X-MEN:フューチャー&パスト

X-MEN』シリーズももう15年目、ニューカマーのためにも一度、整理しよう。2014年現在シリーズは7作目。基本となるのは最初の3部作で、アメコミは複数の作者が物語を描くのが普通なので話に齟齬が起きやすいのだが、この7本はひとつの世界観で統一されている。近作4本は本筋からの派生的物語。今作では、荒廃した未来のために過去を変えようとするX-MEN。タイム・トリップ物は矛盾が起きやすいのだが、整合性、ギリOK。派手な話の中に哀しさを織り込むB・シンガー監督の5作ぶりの再登板も嬉しい。

【CDジャーナル 2014年11月号掲載】