Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

趣味の演芸/清水ミチコ

キャッチ・コピーは“趣味をこじらせ10枚目”で、タイトルが『趣味の演芸』。「これは素人芸の延長で、悪気はないんですよー」と言い訳した上で、悪気ありまくりのモノマネの数々。世の中をナメている(笑)。もはや伝統芸のユーミソや矢野顕子らの安定感に甘んじず、次々にムリ目の新作にも挑戦。新作・壇蜜のモノマネは「……ちくび」一言で、“ボロが出る前に撤収!”という姿勢が潔い(笑)。デビュー当時は“女タモリ”と呼ばれた彼女、本家が毒のない昼の世界から戻ってきた今、本気の共演をまた観たい。

【CDジャーナル 2015年01月号掲載】