Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

イコライザー

デンゼル・ワシントン主演のアクション映画”という時点で中身の想像はつくだろうが、期待は裏切らない。昼間はホームセンターで真面目に働き、夜は本を読んで静かに過ごすその男は、実は元CIA局員。ある夜バーで若い娼婦と出会ったことから、ロシアン・マフィアを敵にすることに──。期待大だからこそあえて粗探しすると、殺しの手口がえらい回りくどくてトリッキー。夜の巨大ホームセンターで繰り広げられるラストの大抗争も確かに圧巻、なのだが、彼の戦法が“特大ピタゴラスイッチ”にも思え、苦笑。

【CDジャーナル 2015年03月号掲載】