Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

寄生獣

人間の脳に寄生して乗っ取り、他人を喰らう地球外生物(?)が、ある高校生の右手だけに共存することになり──。一見チープなグロCG映画だが、人間と異形物が不本意ながらタッグを組む“バディ物”にはときどき名作が生まれる(例:「ドラえもん」「うしおととら」)。原作漫画は複数の著名文化人から“文学的・哲学的に秀逸”との意味で評価されているが、単行本で全10巻の話を集約した映画では、そこまでは求めずにおこう。バカにできない怪作、次作完結編に期待大。あと、仕事を選べ深津絵里(笑)

【CDジャーナル 2015年05月号掲載】