Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

ワイルド・スピード SKY MISSION

アメリカ人の大好物、ド派手な銃撃戦とカー・アクションのシリーズ7作目。一応“家族愛”や“仲間の絆”を下敷きにしてあるが、やはり見所8割は車と爆破と肉弾戦。マニア垂涎の歴史的名車を惜しげもなく潰し、燃やし、空から落とす。出てくるのはどいつもこいつも各国特殊部隊か、秘密警察か、国際的犯罪組織、またはその全部の出身(しかもハゲ・マッチョのオヤジばかりで識別困難)。実は主役級のある俳優が撮影終盤に私的な交通事故で死亡、残った部分は代役とCG合成で完成。この映画を象徴するような話だ。

【CDジャーナル 2015年09月号掲載】