Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

10 クローバーフィールド・レーン

交通事故に遭った女が目覚めたのは閉ざされた地下シェルターの一室。脚は鎖で壁に繋がれ、ほかにいるのは見知らぬ男二人だけ。「異星人が攻めてきた」という男の言葉は、虚言? 狂信? 真実? 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で壮大な宇宙戦争史の一端を任されたJ・J・エイブラムスが一転、登場人物わずか三人の密室劇を描く――のか? ネタバレを避けての鑑賞をオススメしたいが、予告映像がネタバレしているという罠……。続編も決定とのことで、実は本作自体が新しい一大絵巻の“予告編”なのかも。

【CDジャーナル 2016年11月号掲載】