Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ

タイトルこそ『キャプテン・アメリカ』だが実質的にはヒーロー総出演の『アベンジャーズ』で、その内部分裂(特にアイアンマンとの軋轢)を描く。今回から軍陣に加わったちょっと間抜けなアントマンソニーとの権利関係を乗り越えて登場する少年スパイダーマンの健闘が見物。“マーベル・コミック vs DCコミックス”という長年のアメコミ二大勢力図が崩れ、近年はすっかり“X-Men vs アベンジャーズ”というマーベル内の覇権争いになっているな。それでも同工異曲に陥らないのはさすがルッソ兄弟監督、手慣れてる。

【CDジャーナル 2016年11月号掲載】