Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

セトウツミ

わはは、なんでこんなもん作ろうと思うてんやろ。天然で何事にもやる気なさげな瀬戸と、秀才で何を考えているか見えてこない内海、大阪は堺市の男子高校生ふたりの放課後ヒマつぶしトーク……それだけで終始一貫75分。川縁に座り体温低めで続く意味のない会話は最初こそ間延びしてみえたが、5分も経たずにその間合いにハマる。原作マンガ(少年チャンピオン連載)の空気感を再現率100%で演じた菅田将暉池松壮亮、エラい(新版デスノートで再共演するけど、いったいどんな顔をして……笑)。監督・脚色は大森立嗣。

【CDジャーナル 2016年12月号掲載】