Shota’s Movie Review

2003年から「CDジャーナル」誌(音楽出版社 刊)に掲載されてきた映画レビューを再録しています。

X-MEN:アポカリプス

シリーズ物につきものの“ムチャやっちゃった過去作とどう折り合いをつけるか問題”は前作『フューチャー&パスト』で過去をリセットしたことによりクリア、舞台は“人類とミュータントが共存する1980年代”に(時代感の再現がお見事)。とはいえ隠された差別は残り、逆に過剰な崇拝もあって──この感じも含め、X-MENシリーズは“公開時の米国での性的マイノリティの立場”が重ね見られるのも一興。今回の敵は、かつて“神”と崇められた古代ミュータント。超スロー・カメラを使ったクイックシルバーの活躍シーンが痛快!

【CDジャーナル 2017年01月号掲載】